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エステサロンと病院の脱毛の違い
診察時に、良く「エステと病院の脱毛、何が違うのですか?」と質問される事があります。
第一に、「レーザー脱毛」は医療行為ですので、医療機関・クリニックでしか行う事が出来ません。つまり、「レーザー脱毛」に関して言えば、法的にエステサロンでの施術は不可能と言うことです。もしエステサロンで「○○レーザー脱毛」と謳っている場合は注意してください。
では、エステサロンで現在行われている脱毛方法といえば、「光脱毛」「フラッシュ脱毛」といった、いわゆるIPL脱毛になります。このIPLですが、具体的 には単一波長(一つの波長、アレキサンドライトなら755nmという波長)のレーザーと異なり、例えば500~1000nmといった複数の波長帯の「光」 を当てて脱毛を行います。500~1000nmということは、毛包のメラニンに対しても熱を加える事は可能ですので、ある程度は脱毛効果は期待出来ます。
ただし、IPLには主に毛包のメラニンに選択的に熱を加える700後半~800nmという波長以外の不要な波長も多く含まれていますので、高い出力でこの光 脱毛を行うと、毛包以外の組織(お肌・シミ・ほくろ)等を傷つけて火傷や色素沈着等のトラブルが起きる可能性が非常に高くなります。つまり低い出力で 500~1000nmという「ブロードバンド波長」を当てざるを得ないIPL脱毛は、良く言えば「脱毛も出来るし、シミも薄くなる」オールマイティな方法ですが、悪 く言えば「効果の薄い八方美人」で すので、脱毛効果という点においては、高い出力でピンポイントにメラニンのみを破壊できる医療レーザー脱毛の方に圧倒的に軍配が上がります。実際にクリ ニックでの脱毛治療期間が平均1年~1年半なのに比べてエステサロンでは2年以上かかることが多いのはこの為です。フリーペーパー等で「もし効果が無けれ ば返金します」「減るまで永久保証」と謳っているエステサロンもありますが、実はそれは「毛が減らない!」というトラブルが多いという事では無いでしょうか。
当院でもIPLに近い複数の波長帯を用いた機器を治療に使用していますが、例えば顔のシミを取る「フォトフェイシャル」等で用いており、脱毛に使用することは殆どありません。
この様な理由から、「エステとクリニック、一体何が違うのか?」というご質問に関しては、使用機器が違う為に「効果、安全性が違う」という点につきると思われます。
この効果・安全性が全く違うために、例えば以下の表のように「エステでは病院より長期間通う必要が有る」「一回あたりの料金は安いが、結果的に高く付いた」「医師が居ない為トラブルに対処できない」という短所が出てきます。参考までに下記を参照ください。
| 医療機関での脱毛 | エステサロンでの脱毛 | |
|---|---|---|
| 使用機器 | レーザー脱毛 | 光脱毛 |
| 施術者 | 医師・医師の監督のもとで看護士が行う | 無資格者 |
| 効果 | 高い | 低い |
| 治療費 | 一回あたりの施術費が高い | 一回あたりの施術費が安い |
| トラブル対処 | 即座に対応可能 | 不可能 |
| 通院期間 | 短い | 長い(結果的に費用が高くなる事も) |
| 所要時間 | 両脇で10分程度、その他は部位による | 両脇で10分程度、その他は部位による |























